memorandum
thinking about creation

スマートフォンがPCになる?Windows Continuum のことを調べてみた

Entry Date _ 2017.01.13
/
ModifiedDate _ 2017.01.13

Continuum.jpg

Webアクセスの主役が、PCからスマートフォンやタブレットなどのスマートデバイス(モバイルデバイス)になったという話を耳に入れたのは、もうかれこれ2年前あたりでしょうか?

若い世代はすでにPCを所有しない人も増えており、その傾向はどんどん進んでいくものと思われます。もうほとんどのことはスマートフォンでできちゃいますからね。もはやスマートフォンでできないことを探すほうが難しそうです。きっとこれからPCは専門的な仕事をする人だけ使うようなデバイスになっていくのでしょう。

この動向にあわせて「Surface」などのタブレットとしてもノートPCとしても使える「2in1PC」が登場し、タブレットとノートPCの差が曖昧になってきています。このように状況が変化した要因には、需要の変化とあわせてスマートデバイス用CPUの高速化が目覚ましいことも理由としてあげられるはずです。すでにスマートデバイス用CPUは、Windows10などPC用のOSがそこそこ動いてしまうパワーを持っているのです。

そしてさらに「Continuum」の登場で、スマートフォンとPCの境界も曖昧になっていきそうです。今後のPCデバイスの在り方の布石になりそうな技術なので少し調べてみました。

■Continuum(コンティニュアム) とは何か?

Continuum とは、マイクロソフトのスマートフォン用OS「windows 10 Mobile」に搭載された機能で、windows 10 Mobile のスマートフォンをPC用のモニタに接続すると、まるでデスクトップPCのような感覚で使用できてしまうというものです。

ScreenBeam Mini2.jpgScreenBeam Mini 2」というスティクタイプの無線アダプタをディスプレイにHDMI接続すると、スマートフォンから外部ディスプレイに出力することができるようになり、またあらかじめスマートフォン側で Bluetooth 登録しておくことで、キーボードやマウスも使えるようになるそうです。セッティングは楽そうですね。

面白いのはスマートフォンの画面とディスプレイのデスクトップをパラレルに使えること、つまり例えばスマートフォンで電話やSNSをしながら、画面ではWORDやEXELの作業をするといったことが可能になるようです。

ここまでならば、広い画面で作業できる環境をどこにでも持ち歩けて、なおかつスマートフォンとして使用できるというPCデバイスの未来を感じさせる機能ではあるのですが、いかんせん難点も多くあります。

まず Continuum を実現するにかなりのスペックがスマートフォン側に要求されるということ。そしてディスプレイに出力できたとしても、PC用のアプリケーションが使えるわけではなく、使えるのは windows Phone アプリだけだということ。つまり WORD や EXEL と言っても Office mobile なわけです。windows Phone アプリはまだまだ少なく、PC用のアプリケーションに比べると機能は限定されています。また、windows 10 mobile なので、PCのように幾つものウィンドウを開いて作業ということもできません。この辺は大きなネックとなりそうです。

ともあれ、スマートフォン用のCPUの性能はこれからもどんどん上がっていくでしょうし、発展の方向性としては今後フルの windows10 が走るようになる日も近いかもしれません。今後の動向を見守っていきたいです。

Category

memorandum index